無人島に持って行きたい音楽アーカイブから常時滞空UAVによるインターネットサービス

昨日、ツイッターであるやりとり。

https://twitter.com/shima_10shi/status/440485629520908288
無人島に持っていきたいアルバム10枚とな。 」

NATさん:「無人島に持っていきたいアルバムとか、真剣に悩んだら絶対に決められないな…。」

Eji:「プレイヤー動ける時点で相当現代化だな」

NATさん:「きっと、CDプレイヤーと発電機も持って無人島に行くんですよw」

Eji:「じゃあサテライト回線あってもおかしくないよね、Project Loonも待ち遠いw 無人島もそろそろWIFIつなげる時代か....SFか(え」

NATさん:「インターネットも使えるなら、CDを持っていく必要も無いですね。音楽配信サービス使えるので、持っていくCDに悩む必要も無いww」

Eji:「ひと飛ばして「無人島から発信したい音楽とは」

NATさん:「 発想が飛びすぎです。面白いけどw 」

Eji:「でも先行者はいるよー http://piapro.jp/t/RqSa

NATさん:「ああ、このイラスト見たことあります。世界でただ一人、誰かが聞いてくれることを期待して歌を発信し続ける。この世界観、良いですよね。 」



さてさて、Project Loonと同じ系統のこの手のニュースを無理やり繋がりました理由がそこです。思いつくのは柔日重兵衛さんのAM(アンプリチュード・モジュレーション)シリーズ。発信し続けていつか誰に届けると信じて。






場合によって、通常海路と空路であれば無人島でもインターネット繋がる可能性があります。無人島というロマンなシーンをぶち壊すなど許しがたいだろうけどw

それを実現するのは、前にはProject Loonという壮大な宣伝以外、今度はFacebookが「大気圏内衛星」の作りに目指してきました。

http://jp.techcrunch.com/2014/03/05/20140303facebook-in-talks-to-acquire-drone-maker-titan-aerospace/
Facebook太陽光発電成層圏に滞空するドローンを買収か―50億人に安いネットアクセスの提供を狙う

「このドローンは5年間無着陸で飛行を続けることができるという。Facebookは長期間の滞空能力を生かしてアフリカなどに存在するインターネット・アクセスの空白地帯を追放していこうとするのだろう。FacebookはTitanのSolara 60ドローンを手始めに1万1000機調達する計画だという。」




Solara60モデルは100キロのペイロード搭載可能です。
確かにこれはある程度大きいな無線ネットワークシステム搭載可能ですね。

ただProject Loonと比べると確かに現実的ですがワクワクしないw あれw

こういうUAVについて問題点はなんですかと聞いてみたら
「法整備でーす」との返事ががががが。
確かに大量に増えたら通常航空交通に影響しちゃうよね。
と思ったら
「いや、元々NTSBなど関連部署もどれも専門家であり、技術的安全保障が確保出来ない限り規制も緩めないわ。」

例えば、Amazonの2015年UAV配送は、元々FAAのロードマップからのモノです。
2007年当時、FAAは2015年からある州でUAV実験ステートにする予定があって、それを見越した計画がアマゾンのドローン配送です。
で、最近になってFAAのUAVに対する安全保障能力を疑う声が高まり、FAA自体も保守に回る動きが見せました。

問題は、UAVの隆盛を誇る現状は、現存でもUAVの種類があまりにも多すぎる。
有人機と絡まる場合の同等以上の安全性を実現するには、UAVが最低でも有人機同等の規模の安全保障機能を装備すべき。それは有人機と同等の大きさを確保する前提となります。

例えば、ここに1万機があるけれど、現状の民航機も丁度2万機レベルだから、つまりFacebookのプロジェクトだけで世界の民航管理ネットワークのロードが50%増えます。次にGoogle、アマゾン、大手だけでも合わせて数万、市場全体加えると6桁が予想できる。

うかつに規制解除出来ないわけだ。

あとはMakani Power の時期で一度分かるものだが、気球はスケールアップする時のモデリング化が難しい、なんでMakani Powerの方をとってProject Loonも気球をとったでしょうね。

それにTitan AerospaceとMakani Powerは両方UAVベースだから技術共通点多かった気がしますが....

二次電池、超長寿命モーター、既に限界まで発展したWIFI技術。
もしかすると半永久的な空中ネットワークの可能性も。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140221/335603/
話題の新型電池「battenice」の正体

「サイクル寿命(初期容量の90%以上の容量保持)が10万回」
これは、想像を超える寿命ですね。

二次電池までここまで長くなると、なんかSFの中に健気に動き続ける機械が目の前に来てくるように見える。


「見つけた」