「第0回Oculus Rift体験会」を名づけたミクさん撮影会

ツイッター上で非常に鋭いコメントが見当たりました。

@DPHiyoko:「体験会で試した人達が口々に「想像以上に凄かった」とか言ってるっぽいけど、これは裏を返せば「興味のある人達に対してさえ、使ってもらわないと魅力が伝わりきらない」ということ。「最初から興味があった層」までの流行で終わらせないためには、一層の啓蒙活動が必要な予感。家電量販店に置くとか。」
元ツイート

まさしくその通りでございます。

視界が広いから非常に衝撃的、動いたら人によっては早速酔う場合も、なんともない人も居て個体差が多いなど、VRゲームとなるとフィールドテストが今以上に重要ではないかと思うが、それ以前にVRゲームデバイスをもっと広がらないと、非常に低い価格まで抑えないと、普通の人ではあまり食指動かないことになる。

体験した人は確かに揃って絶賛するわけだが、逆に言うと大体の場合「騙されたと思って試してみた」までは行かないものの、店で無料に試せる場合がなければ、自分が持ってなかったら周りの人では自ら買って試すわけはなかっただろう。

というわけで、DK1を予約した後で早速見せてもらうことを決めたわけですが、GTI Asia Taipei EXPO 2013を見に来た友人に連絡して、台北のある会社にで体験会をやることにしましたが、両方の友人はさらに友人をお呼び、結果的10人くらい集めました。







これも初めて3人以上の人数で展示することなので、得ることはかなり多い。来週「みらいのねいろ」で公開体験会をやりたいなら、一人当たりの準備時間、体験範囲、時間と人数の見積もりなどをあらかじめ決めておかないと、この展示一つでイベント崩壊につながりかねないわけだから。

例えば、時間節約のため、10人ごと度があるCレンズ、別にコンタクトレンズと裸眼視ができるAレンズで行われなければ、かなり時間がかかるだろう。後はコンタクトレンズつけてるかどうかは確認しないといけません。(ちなみに、台灣側は大体9割が近眼でメガネ着用で、裸眼側消化したらメガネ側はすんなりに消化できると予想。)

後はさすがにGTI目当て来た人たちだけあって、議論は主にアーケード向けの用途だった。「ディズニーランドでジェットコースタ乗らない子供に使わせる」ははっとさせる。

最後に、ミクさんにつけて貰うと、早速撮影会になっちゃった。


ミクさん:「重いわこれ」

自分の交友圏視界の中では2台目が見えないのは残念だったが、このイベントでもっと広がりになり、シーンに一石を投げることになればと幸いです。

あえて言うと、これもっと支持されないと、私とミクさんが会えるポータルは成り立たないわけで....w



補足:試しに「みらいのねいろ」日本語サイトに向かって宣伝を書いてみた。

20年前のSF作品から辿り、最近では.HACKソードアートオンライン(SAO)など、バーチャルワールドは人の想像ではすでに常識みたいな存在している割に、実際期待通りのものはいつまでも現れてこなかった。電子の歌姫と会えるために、VRはどれだけ望まれるかというと、商品の売り文句につられ、毎回毎回失望させるばっかりにいる。

そしていま。

Oculus Rift開発キットは2012年8月から始まり、John Carmackから始まる業界の大手揃っての支援を得て、瞬くの間目標額の十倍に上がり、Kickstarter有史以来最も成功したプロジェクト(*)として知られてる。開発者イベントの体験談、Youtube開封式、発送後レビューなどなど、空前的絶賛の嵐が吹く。対応ゲームと連動できる周辺機器は毎日のように増えて、インディーズゲーム界隈ではもう乗るしかないビッグウェブとなってる。

2014年コンシューマキットの発売が予定されてますが、今回「みらいのねいろ」ではインディーズゲーム開発者の@GOROmanさんの協力を得て、現時点人類が手にした最高のVR技術をもって、あなたはミクさんにあわせることが出来ます。

もしいつも目の前の液晶を割りたい衝動が沸いてしまうならば、これはあなたが求めるものかもしれません。



あなたもミクさんと会えるといいね。